熊日出版

自費出版の流れ・制作費用

自費出版の流れ

1.原稿をご用意ください
 文字原稿はパソコンなどで入力したもの、原稿用紙やノートに手書きしたもの、どちらでも構いません。
ただ文字の分量がわかった方がお見積書を作成するにあたって便利です。
文字原稿のほか、写真や図版、イラストなどがありましたら、あわせてご用意ください。
 原稿が未完成の場合は、編集者がお手伝いします(費用が別途発生)。

2.打ち合わせでご要望をうかがいます
 ご希望の本の出来上がりの姿を事前にイメージしておきましょう。
印刷は白黒かカラーか、何部(冊)ぐらい必要か、本の判型(サイズ)、活字の大きさ、装丁などについて、お手持ちの本を参考にされるとイメージがつかみ易いでしょう。小社がこれまで制作した多数の本の見本をもとにスタッフが丁寧にご相談に応じます。

3.お見積書をつくります
 1と2から、概算のお見積書を作成しご提示いたします。もしご予算のご希望がある場合は、予算に応じた本づくりのご提案をいたします。お見積もりは無料です。お気軽に相談してください。

4.契約とお支払い
 お見積もりをご承諾いただきましたら出版契約を結びます。その際、原則として契約金額の3分の1を着手金として申し受けます。残額は本の完成後にお支払いいただきます。なお、ご契約から完成まで早くて3カ月程度を目安にお考えください。

5.詳細を決めます
 ご契約いただきますと、次に細やかなご要望をお聞きします。表紙のデザインや紙質、印刷の色、文字の書体や大きさなど見本を参考にしながら納得されるまでお打ち合わせをいたします。

6.原稿を整理・編集して出稿します
 お預かりした原稿を当社で整理し、ページ建てとレイアウト、文字組みを決めます。これでいいかどうかをご確認していただいた後に、印刷会社に出稿します。

7.校正刷りを出します
 印刷会社に原稿を出稿した後、最初の校正(初校)をお渡しします。入念にご校正ください。著者に校正していただくほか、当社編集者も校正を行います。
※校正の間に、本の装丁(デザイン)について詳細を決めていきます。ご希望のイメージがあれば編集者にお伝えください。

8.二校、三校、校了の流れ
 初校でご指示いただいた訂正が正しく直っているかどうか確認するために、二度目の校正(再校=二校)をお届けします。
 二校が終了した時点で、さらに修正や訂正がありましたら、三度目の校正(最終校=三校)を行います。基本的にこれで校正は最終(校了)となります。

9.色校正をします
 カラー印刷を行う場合、色味の校正を行います。表紙デザインに関する色校正も行います。

10.印刷、製本を行います
 すべての確認が終わったら、印刷所で印刷と製本を行います。上製本は並製本より少し工期がかかります。

11.完成、納品となります
 校正がすべて終了したら、印刷・製本の工程に移ります。出来上がった本は指定された場所に一括して納品します。また、国立国会図書館や県立図書館への献本も小社で行います。なお、贈呈先などのリストにより個別発送することも可能です。この場合は、別途経費がかかります。

制作費用(目安)

価格表

本の種類 判型 製本タイプ 印刷
部数
原稿
枚数
頁数 概算費用 備考
自費出版 四六判 並製本 300 250 160 約120万円
  • 原稿枚数は400字詰めで計算。
  • 資料だけの場合や、取材・執筆・写真撮影・図版作成を依頼されれば別途加算となります。
  • 取材や写真撮影の量により金額は変わります。
  • 会社案内などの冊子も承ります。
上製本 500 250 200 約150万円
A5判 並製本 300 250 180 約150万円
上製本 500 250 200 約150万円
記念誌・
社史など
B5判 並製本 500 180 約450万円
上製本 500 200 約520万円
A4判 並製本 500 180 約500万円
上製本 500 200 約600万円

製本タイプ

並製本 薄表紙を用いた製本法。中身を綴じてから表紙と接着し、中身と表紙を同時に仕上げ裁ちする。仮製本と称することもある。
上製本 厚表紙を用いた製本法(ハードカバーと表現する場合もある)。中身を綴じてから表紙を付ける。表紙が中身より大きいのが特色。背の作り方により丸背と角背がある。体裁がよく、保存に適するが、並製本より費用がかかる。本製本と称することもある。
送料・手数料無料
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