熊日出版

  • 令和になったということで、令和初のスタッフ紹介コーナー♪(パチパチパチ~拍手)

    最新の顔ぶれをあらためてアップしました。
    いつものごとく特にどうしても必要な情報ではないですが、ひまな時にでもご覧ください。

    ちなみに、これは私目線で見た紹介であり、個人的なイメージで記しております。
    事実と異なる場合もあるかもしれません。掲載順番も最初に作ったものをベースに追加したり更新しただけですので、特に深い意味はありません。ご了承ください。

     

    ※◆は男性、◇は女性を意味しています。( )は仮表記です。
    Twitterをこの表記で投稿している人もいます。まずは、出版部の部長から。

     

     

     

    ◆IKN(い)部長↑

    前回の部長もI部長でイニシャルが同じなので、今の部長はIKN部長とここで表します。とても几帳面な部長。

    卓球同好会(サークル?)では、(か)さんや(う)さんと、敷地内の別号館にある運動のできる多目的スペースで体を動かして気分転換しているらしいです。ラジオ体操はお手本のようにぴしゃっとしています。

     

    ◆I氏↑

    前出版部長で現在は釣りタイム編集長。前世はマグロか!というくらいに、止まることなく仕事という名の大海原を忙しそうに回遊しています(妖怪いそがしも出番なし)。穏やかさをウリにしつつ、気づいていることも気づいていないフリをするあたり、世渡り上手の側面を垣間見ちゃったりする気さくなオジサンで、4月からレジェンドチームに仲間入りした新参者です。
    ギャグは少々すべり気味ですが、すべり慣れしているのでへっちゃらのようです。メンタル強し!

     

     

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    ◆Mu(と)さん↑
    手がけた書籍は数知れず、当部のレジェンドチームの一人。時々スタッフブログに記事投稿している気さくな(と)さんです。
    ユーモアたっぷりの話術で周りを和やかにしてくれます。どんな会話や質問にもユーモアをちりばめて返すアドリブ力、私も見習いたいです。
    趣味は多いようですがランニングと俳句が得意分野で、今年は東京マラソンに参加し無事に完走したアスリート系。
    最近編集を手掛けた書籍は『天草写真集 JOURNEY thorough AMAKUSA』『熊本城の被災修復と細川忠利』『慈海』ほか。

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    ◆U(う)さん↑
    Uさんもレジェンドカルテットの一人でもありますが、影のセクシー部長でもあります。
    (NHKの「サラリーマンNEO」で“セクスィー部長”なんてキャラがいましたね)
    ハスキーボイスで西城秀樹を悩ましげに歌います。君がのぞむなら~♪
    2016年の熊本地震後に手掛けた書籍「報道写真集 H28年熊本地震」は増刷に増刷を重ねました。
    最近編集を手掛けた書籍は『森田療法と熊本五高』『天草キリシタン遍路』『たゆたえど沈まず』『熊本市役所 花畑町別館写真集』などなど。
    過去・現在含めていろいろあります。年齢とともに人脈が多いようでして顔が広いです。目はたれ目ですが。
    最近ブームの卓球ではM(か)さんに錬われているようです。掛け声はもちろん「チョーロウ!」

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    ◆Nuさん↑
    ミスターレジェンドの一人で、書籍の編集・制作を寡黙にこなす熟練編集者。
    釣りタイムの編集もサポートされています。
    難しい書籍や、内容量が多い書籍など、編集として難易度の高い書籍も、これまで培ってきたベテランの知識と経験にかかれば素敵な書籍に仕上がります。丸メガネが素敵な優しいおじさまです。最近編集した書籍は『農村の第四革命』ほか。

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    ◇K(さ)さん↑
    私から見た最初の印象は「女松岡修造」(すみません)。いつも元気で、ガッツと行動力があり、編集もバリバリこなしています。熊日の本や自費出版だけでなく、記念誌などのボリュームのある受託出版も多数手がけているベテラン女子です。
    最近編集担当した本では、『Heritage 先祖からの贈り物』『漱石の記憶』『猫島ありのまま』『ななな、ななななな? 熊本弁コージ苑』などで、今も何本も掛け持ちで編集ガールやってます♪ ロアッソ熊本もこよなく愛しています(^^)

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    ◇A(あ)さん↑
    編集というよりは、主に組版・デザインを担当している若手女子。
    ぽわーんとした雰囲気を出しつつ、画像処理などは手際がよく、書籍の装丁やPOP・広告物のデザインを多数手がけています。「熊日中3クラブ」の制作も担当しています。
    『松﨑胡桃詩集 まま そだて ありがと』では装丁のほか、本文中のイラストも彼女が可愛いタッチで描いています。『上司のトリセツ』の表紙も彼女が描きました♪

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    ◇I(きょ)さん↑
    書道に長けたおっとり系。イベント時の張り紙やポスター、本の装丁の題字に筆文字を使う場合、彼女に書いてもらうことも多々あります。
    いつも笑顔で、しゃべりだしたらユーキャントストップ、周りを朗らかな雰囲気にしてくれる癒し系の女性(熟ドル)です。『松﨑胡桃詩集 まま そだて ありがと』を編集して、胡桃ちゃんのお母さんとの厚い信頼関係を築きました。
    その他の最近担当した書籍は『KANAKURI 日本初の五輪選手 金栗四三物語』『シルバー夫婦の「日本百名山」物語』『祖父たちの昭和』など。

     

     

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    ◇W(の)さん↑
    熊本地震のあった2016年4月に入社した若手編集ガール。「熊日中3クラブ」、その他書籍を編集しています。
    平均年齢が高かった職場ですが、若手のおかげでかなり若返りました。声は小さめですが、きっと大きな何かを持っているしっかり者で頑張り屋さんの出版部ホープです。伸びしろはまだまだあります!
    最近編集した書籍は『自然栽培』『水俣学ブックレット16』『甲斐青萍熊本町並画集』『復興 熊本城 Vol.1、Vol.2 』など。

     

     

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    ◇Niさん↑
    Aさんと同じく主に組版・デザイン・広告・書籍の装丁などを担当している女性。
    釣りタイムの組版にも携わっています。
    ふだんはもの静かで口数少ないですが、芯は強く酒も強いです。おまけに髪は超長い。
    カラオケも中島みゆきの歌を静かに魂で歌うミステリアスな雰囲気が彼女の持ち味。
    学生時代は美術部に入っていただけあって、絵も上手で装丁の挿画を描いたりもします。

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    ◆Maさん↑
    釣りタイムの制作に携わっています。
    不意を突くシュールで難解なギャグで、こちらがリアクションをする間には既にどこかに立ち去っているという独自路線をゆく不思議系。
    「髪切った?」と声をかけられたときは「タモリか!」と言って返すとなんだかモアベターよ。
    時々野菜やお菓子などをたくさんを持ってきてくれて、その時は株価が急上昇します。
    似顔絵あんまり似てなくてすみません!

     

     

     

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    ◆Sさん↑
    釣りタイムの制作チームの一員。ぽっちゃりおじさん。
    釣りの取材でいろんなところを回っています。ドローンをどこかで飛ばしているらしいです。
    ギャグは時々滑ってもいいですが、岩場で足を滑らせないようにしてくださいね~。サスペンス劇場になりますから。

     

     

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    ◆Yさん↑
    ナチュラリスト。同じく釣りタイムの制作に携わっています。職場に顔を出す日数は少ないですが、いつも笑顔で、自然と戯れるマイライフを楽しんでいる朗らかなおじさまです。

     

     

     

    ◇NTさん↑
    アクティブだけども穏やかでセレブな女性、という印象です。山登りもされて、ライブにも参戦するし、いろんなお店や観光スポットを知っていて、猫好きで、ドラマ通で、いつもおしゃれな服やアクセサリーを身に着けていて、大人可愛いネイルも素敵な〝憧れ&癒し系〟。私もその行動力とオトナ可愛さとファッションセンスを見習いたい!主に編集総務系のお仕事をされています(^^)

     

     


    ◇M(か)さん↑
    平成の終わりにツイッターに「平成・昭和・大正」の写真を投稿してバズったのは、まぎれもなくこの人、(か)さんです。
    社内に多目的スペース(運動ができる部屋)ができたので、アフターファイブはそこに行って卓球をすることもしばしば。若いので上達も早い早い。影のセクスィー部長でもありレジェンド(長老)でもあるUさんを卓球で叩きのめしているとかいないとか。可愛い口調なのに言っている内容は毒舌&辛口という面白い女の子です♪編集のお仕事頑張っています!

     

     

    ◇T(た)さん↑

    2019年4月に入社した配属ホヤホヤのキラキラ新人女子。「熊日中3クラブ」をはじめ、先輩社員の(の)さんや、熟年先輩の(U)さんに教わりながらいろんなことを学んでいる最中です。何事にも落ち着いていてちょっとしたことでは動じないような風格があります。ヒグマが事務所に押し入って来ても普通に仕事しそう(あくまでも印象)。これからが楽しみです♪

     

     

    ちなみにIKDさん↑は、3月から隣の部署に異動になってしまって出版部を卒業しました(卒業コンサートは無かった)。
    「隣の部署に移っても、部間を越えてオレは仕事します」と豪語して出て行かれたのでせっかくなので残像を残しておきます。

     

     

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    ◇Mi(や)さん(またはやっこ)↑
    わたしです。客観的に見た特徴は自分では書けませんが、最近体形が横に広がり始めた今日このごろ。
    (いや、結構前からですが・・)モットーは「ダイエットは あしたから」。ちがうか!
    控えめなのに食事の量は控えないという矛盾のある年増女です。
    最近の主な担当書籍は『熊本地震4.16あの日僕たちは LINEでつないだ避難所運営の記録』『若槻菊枝 女の一生』『手記 私と熊本地震』など。

     

    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

     

    ここで唐突にオオトリです。初登場です。(パチパチパチ~拍手)

    ◆社長↑

    我が社・熊日サービス開発(株)の社長のKさんです。
    いつも穏やかで優しく、従業員の一人一人に声をかけてくれます。
    出版部に書籍が大量に入荷された際は、率先して軍手をはめて台車で運ぶのを手伝ったり、積み下ろしを手伝ってくださる、とてもジェントルマンな社長です。(当部は腰の悪いオジサンが多く、女性も頑張らざるを得ないのです)
    そして真面目そうな割に、ダジャレを言うというギャップに、すっかり緊張もとけて和やかな雰囲気にさせてくれます。

    社長の似顔絵を描こうなんておこがましいにもほどがありますが、社長も意外とおちゃめな人でして、「僕の似顔絵はまだ?」とせっかくご催促いただいたので、記念に描かせていただきました。これからもよろしくお願いします♪

     

    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

    またメンバーのネタがあれば気まぐれにご紹介しま~す。(やっこ)

    ★過去の「スタッフ紹介」はコチラ ※今はいないスタッフも含まれています

    ①2016年9月 https://www.kumanichi-sv.co.jp/books/staffblog/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%80%80%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E5%87%BA%E7%89%88%E9%83%A8/
    ②2017年5月 https://www.kumanichi-sv.co.jp/books/staffblog/%E6%96%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

    ③2018年8月 https://www.kumanichi-sv.co.jp/books/staffblog/%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%89%88%E3%80%8C%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E5%87%BA%E7%89%88%E9%83%A8%E3%80%8D/

     

     

     

  • 随分前に京都・大阪へ旅行に行ったのですが、京都で驚いたことがありました。
    それが、京都のコンビニ。写真にあるビルの間に挟まれた小さい建物がセブンイレブンです。
    屋根付きの門が立派で、思わず写真を撮ってしまいました。
    京都のコンビニといった感じで、風情がありますね  😎   (か)


     

  • 高千穂の魅力

    突然ですが、高千穂にはたくさんの魅力があります❣

    神社、自然、お肉…などなど言葉ではうまく伝えることができません。なので是非行ってみてください 😉

    高千穂には、全国的に珍しい「芸能の神さま」が荒立神社というところにいます。毎年、AさんやKさん、Bさんなどそれはもう有名な芸能人たちが参拝に来ているみたいです。

    ちなみに、高千穂では「チーズ饅頭」が有名ですが、熊本の玉名でも「チーズ饅頭」は有名です✨

    是非是非行ってみてください♪  (か)

     

  • 前に書いた記事の続きです。
    ALS(筋委縮性側索硬化症)という難病を患った旦那様の闘病記を自費出版したいという方の本が出来上がりました。

    今月(1月)に一周忌を迎えるにあたり、「親族やお世話になった方々、医療従事者・看護学生さんなどに主人の生きざまや病気のことを知ってほしい」との思いで書かれた手記です。

    著者も「主人の供養にもなります」と喜ばれていました。

     

    熊日新聞の取材を受け、1月12日付の朝刊にも掲載されています。
    一冊の本に記憶・記録をまとめて残したいという著者の思いに、編集者として少しでもお役に立てたでしょうか。そうであったならば幸いです。

    著者が自身の感情や考えをルーズリーフに書き出して、その膨大な手書きの原稿がゲラになり、校正を重ねて、最終形態である「本」となるまで数カ月。形になった時には喜びもひとしおです。

     

    本づくりには編集者だけでなく、ブックデザインするデザイナーや、印刷・製本を行う印刷所、販売する際には書店や取次店などが関わって著者の伝えたいことを読者に届ける橋渡しをしています。これからも「形」に残すお仕事、頑張っていきたいと思います。
    本書には、ALSという病気について、医療・介護面での課題など、著者の思いを中心に綴られています。

     

    非売品ですが熊本駅そばのくまもと森都心プラザ内のプラザ図書館に寄贈しましたので閲覧はできます。

    森都心プラザ図書館に「寄贈したいのですが」と相談したら「ちょうど医療情報にも力を入れており、がんとともに難病についても多くのお客様に知っていただくために資料収集をしていこうと計画していたところでした」と快く受け取っていただきました。
    図書館員の方も、本を通じていろんな分野の取り組みや情報提供に努めておられ、情報を必要とされる読者のみなさんのお役に立てたらいいなという思いは同じなんだなと思ったのでした。(や)

     

     

    〇手書きの原稿が

     

    〇こうなって(ゲラ)↓

     

     

    〇こうなって(いくつかの装丁ラフ案)↓

     

     

    〇こうなりました↓(完成)

  • 手書き原稿 その後

    前回、「旦那様の闘病記(在宅医療の看護記録)を本にまとめたい」という方について、手書きで相当な枚数の原稿を著者が書いてこられたという話を書きました。今回はその続きです。

     

    著者の方が手書きで綴ってこられた原稿はルーズリーフにして137枚。

    ルーズリーフ1枚あたり、1000~1100字ぐらい書かれているので、原稿用紙にして2枚強と考えると、400字詰め原稿用紙にして350枚以上の文量はあります。

    そのほか、写真や手紙など資料も30点ほど。

    ご主人の病名はALS(筋委縮性側索硬化症)でした。書籍化を決めて、6月に契約をした後に書き始めたとのことなので、時間をぬって当時の記憶をたどりながら、壮絶だった時の辛さや悲しさが時にこみ上げてくるのを抑えつつ、頑張って書かれたのだろうな…と思いを馳せました。

     

    そのたくさんの手書きの原稿は全て入力され、ゲラの状態になって印刷所から上がってきました。

     

    書籍の形に一歩近づいた状態のゲラを目にして、まず最初の感動を著者と共有しました。あれだけの手書き文字が活字になってノンブル(ページNo)が付されているのです。

    感動はそこそこにして、急ぎ校正をしなければなりません。来年1月の一周忌に間に合わせたいとの著者の希望もあって、著者も私も急ぎつつも間違いやおかしいところがないようにチェックをできる限り入念に行いました。2校、3校と、チェックを重ねます。

     

    次は表紙。デザイナーさんに著者の希望や書籍の概要・主旨を伝えてラフ案を作ってもらいました。

    ラフ案は3パターン。

    デザインは2タイプで、そのうちひとつは、題字を変えたものを2タイプ作ってもらいました。私が決めるわけではないですが、どの案も捨てがたいです。著者も「どれも捨てがたい!息子や孫たちとも相談します」と言って持ち帰られました。

     

    迷われたようですが、若い医療関係者や看護学生にも読んでもらいたいという理由と、お孫さんたちの好みも取り入れて、白地の背景に野球ボールのデザインに決まりました。表紙カバーに合わせて、表紙や大扉のデザイン、見返しの色、紙のタイプなども決まりました。

     

    最終校正も終わり、表紙デザイン修正も終わり、無事に校了。あとは印刷・製本を待つのみです。著者の「伝えたい、留めておきたい、残しておきたい」思いが詰まった本が出来上がるまでの間が待ち遠しいです。(や)

  • こんにちは。編集担当の(や)です(※ちなみに名字は「み」で始まります)。

     

    さて、現在担当している出版物の中の一つで、自費出版をしたいという方の原稿を整理しています。その方は、旦那様が難病を患われていたのでその闘病記を本にまとめたいというご希望でした。

    旦那様の写真や家族写真、旦那様の手書きのメモなど、載せたい資料もたくさんありました。何より著者である奥様は、パソコンでの入力は無理なので、ということで全てルーズリーフに手書きで書いてこられました。

     

     

     

    今は、パソコンで入力すれば書き直しも簡単であったり、イメージもしやすいという利点はありますが、膨大な量の手書きの原稿を目の前にしてみると、書いたご本人の気持ちの強さが表れていて、在宅医療で終末期のご主人を支えた奥様の気力と根性が伝わってきて、本当に日頃から頑張っておられる方なのだろうなと思いました。

     

     

    手書きの原稿は、文字数を正確に把握することは難しいので、実際に書籍となる様式(フォーマット)に流し込んでみないとイメージがつかめません。そのぶん、手書きの原稿が活字の「ゲラ」になった時点でまず感動すると思います(私もですが)。ワクワク感がより大きいというか。
    そこから初校→修正→2校→修正→3校(最終校)・・・となっていくわけですが、校正や修正作業は著者も編集者も大変ではありますが、だんだん完成というゴールに近づいていく喜びと感動が待っているのです。

    そして、完成した本を納品した時に著者が喜んでいただけることがまた私たち編集者の喜び・醍醐味でもあります。

     

     

    私はこの仕事においてはまだまだ未熟者なので偉そうなことは言えないですが、このたくさんの手書き原稿を頑張って書いて持参して来られた著者の思いに応えるためにも、「本」にまとめるお手伝いを精一杯やらせていただきたいと思います!

    もちろんそれ以外の受け持ちの出版物もちゃんとやろうと思いますし、他の編集スタッフも各自の担当する出版物を誠心誠意心を込めて編集作業を行っています。なかなか面白い仕事です。

     

     

    まだ社会人になる前の学生の皆さんもインターンシップなどで一度体験してみるのもいいかもしれません。著者との出会い・ご縁や、クライアント(企業)の取り組みなど、視野も広がると思います。

     

     

    さてっと、仕事がんばろーっと♪ (や)

  • 出版部のスタッフですが、最新の顔ぶれをあらためて集約しました。
    特にどうしても必要な情報ではないですが、ひまな時にでもご覧ください。

     

    ちなみに、これは私目線で見た紹介であり、個人的なイメージで記しております。
    事実と異なる場合もあるかもしれません。ご了承ください。

     

    ※◆は男性、◇は女性を意味しています。( )はTwitter上の表記です。

    まずは、出版部の部長から。

    ◆I部長↑
    現在の出版部長。眼光鋭いまなざしで獲物を捕らえます(少し過剰に表現しています)。
    穏やかさをウリにしつつ、気づいていることも気づいていないフリをするあたり、世渡り上手の側面を垣間見ちゃったりするのですが、気さくな上司であることは間違いありません。
    ギャグは少々すべり気味ですが、口はすべらせない主義(?)です。

     

     

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    ◆Mu(と)さん↑
    出版部の元部長。スタッフブログに記事投稿している(と)さんです。
    ユーモアたっぷりの話術で周りを和やかにしてくれます。どんな会話や質問にもユーモアをちりばめて返すアドリブ力、私も見習いたいです。
    肉食女子が多い職場を、うまくコントロールしてくれているからさすがレジェンドだなと思います。

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    ◆Uさん↑
    Uさんもレジェンド御三家の一人でもありますが、影のセクシー部長でもあります。
    (NHKの「サラリーマンNEO」で“セクスィー部長”なんてキャラがいましたね)
    ハスキーボイスで西城秀樹を悩ましげに歌います。
    2016年の熊本地震後に手掛けた書籍「報道写真集 H28年熊本地震」は増刷に増刷を重ねました。
    過去・現在含めて他にもいろいろあります。年齢とともに人脈が多いようでして顔が広いです。目はたれ目ですが。
    最近ブームの卓球ではM(か)さんに錬われているようです。掛け声はもちろん「チョーロウ!」

    n-u-1-c

    ◆Nuさん↑
    ミスターレジェンドの一人で、書籍の編集・制作を寡黙にこなす熟練編集者。
    釣りタイムの編集もサポートされています。
    難しい書籍や、内容量が多い書籍など、編集として難易度の高い書籍も、これまで培ってきたベテランの知識と経験にかかれば素敵な書籍に仕上がります。丸メガネが素敵な優しいおじさまです。

    k-1-c

    ◇K(さ)さん↑
    私から見た最初の印象は「女松岡修造」(すみません)。いつも元気で、ガッツと行動力があり、編集もバリバリこなしています。熊日の本や自費出版だけでなく、記念誌などのボリュームのある受託出版も多数手がけているベテラン女子です。
    最近編集担当した本では、『猫島ありのまま』『ななな、ななななな? 熊本弁コージ苑』で、今も何本も掛け持ちで編集ガールやってます♪ ロアッソ熊本もこよなく愛しています(^^)

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    ◇A(あ)さん↑
    編集というよりは、主に組版・デザインを担当している20代若手女子。
    ぽわーんとした雰囲気を出しつつ、画像処理などは手際がよく、書籍の装丁やPOP・広告物のデザインを多数手がけています。「熊日中3クラブ」の制作も担当しています。
    『松﨑胡桃詩集 まま そだて ありがと』では装丁のほか、本文中のイラストも彼女が可愛いタッチで描いています♪

    i-1-c

    ◇I(きょ)さん↑
    書道に長けたおっとり系。イベント時の張り紙やポスター、本の装丁の題字に筆文字を使う場合、彼女に書いてもらうことも多々あります。
    いつも笑顔で、しゃべりだしたらユーキャントストップ、周りを朗らかな雰囲気にしてくれる癒し系の女性(熟ドル)です。『松﨑胡桃詩集 まま そだて ありがと』を編集して、胡桃ちゃんのお母さんとの厚い信頼関係を築きました。
    その他の最近担当した書籍は『シルバー夫婦の「日本百名山」物語』『祖父たちの昭和』。

     

     

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    ◇W(の)さん↑
    熊本地震のあった2016年4月に入社した若手編集ガール。「熊日中3クラブ」、その他書籍を編集しています。
    平均年齢が高かった職場ですが、彼女のおかげでかなり若返りました。声は小さめですが、きっと大きな何かを持っているしっかり者で頑張り屋さんの若手ホープです。伸びしろはまだまだあります!
    最近編集した書籍は『甲斐青萍(かいせいひょう)熊本町並画集』『復興 熊本城 Vol.1 』『熊本地震あの時何が』。

     

     

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    ◇Niさん↑
    Aさんと同じく主に組版・デザイン・広告・書籍の装丁などを担当している女性。
    釣りタイムの組版にも携わっています。
    ふだんはもの静かで口数少ないですが、芯は強く酒も強いです。おまけに髪は超長い!
    カラオケも中島みゆきの歌を静かに魂で歌うミステリアスな雰囲気が彼女の持ち味。
    学生時代は美術部に入っていただけあって、絵も上手で装丁の挿画を描いたりもします。

    m-a-1-c

    ◆Maさん↑
    釣りタイムの制作に携わっています。
    不意を突くシュールで難解なギャグで、こちらがリアクションをする間には既にどこかに立ち去っているという独自路線をゆく不思議系。時々持ってきてくれる魚の漬けがとても美味しいです。
    似顔絵あんまり似てなくてすみません!

     

     

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    ◆Wさん↑

    釣りタイムの編集長兼出版部の営業を担っています。
    編集や写真撮影に関してはベテランもベテラン(お酒もベテラン)、男気のあるダンディーな上司です。
    イラストのセリフ、ちょっと古いネタを使っていますが気にしないでくださいね。

     

     

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    ◆Sさん↑
    釣りタイムの制作チームの一員。ぽっちゃりおじさん。
    釣りの取材でいろんなところを回っています。ドローンをどこかで飛ばしているらしいです。
    ギャグは時々滑ってもいいですが、岩場で足を滑らせないようにしてくださいね~。サスペンス劇場になりますから。

     

     

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    ◆Yさん↑
    ナチュラリスト。同じく釣りタイムの制作に携わっています。職場に顔を出す日数は少ないですが、いつも笑顔で、自然と戯れるマイライフを楽しんでいる朗らかなおじさまです。

     

     

     

     

     

    ◇NTさん↑
    アクティブだけども穏やかでセレブな女性、という印象です。山登りもされて、ライブにも参戦するし、いろんなお店や観光スポットを知っていて、猫好きで、ドラマ通で、いつもおしゃれな服やアクセサリーを身に着けていて、大人可愛いネイルも素敵な〝憧れ&癒し系〟。私もその行動力とオトナ可愛さとファッションセンスを見習いたい!主に編集総務系のお仕事をされています(^^)

     

     


    ◇M(か)さん↑
    出版部の若手女子3人衆の中の一人。社内に多目的スペース(運動ができる部屋)ができたので、アフターファイブはそこに行って卓球をすることもしばしば。若いので上達も早い早い。影のセクスィー部長(西城秀樹をカラオケで歌う)でもありレジェンド(長老)でもあるUさんを卓球で叩きのめしているとかいないとか。可愛い口調なのに言っている内容は毒舌&辛口という面白い女の子です♪編集のお仕事頑張っています!

     

     

    ◆IKDさん↑
    ここで紹介する前に、Twitterでは先に世界デビューしていますが、主に営業系のお仕事を担当しているIさんです。虚弱体質系っぽく見えますが、たしかに書籍の入った重い段ボールを持つのはしんどいようです。先日は『猫島ありのまま』の書籍を湯島に届けに行ってくれました。あまりの暑さに干物になってないかと心配しましたが、どうにか干物にならずに無事に帰ってきたようです。

     

     

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    ◇Mi(や)さん(またはやっこ)↑
    わたしです。客観的に見た特徴は自分では書けませんが、最近体形が横に広がり始めた今日このごろ。
    (いや、結構前からですが・・)モットーは「ダイエットは あしたから」。ちがうか!
    控えめなのに食事の量は控えないという矛盾のある年増女です。
    最近の主な担当書籍は『激動のアジア太平洋を生きる』『若槻菊枝 女の一生』『手記 私と熊本地震』。

     

    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

     

    またメンバーのネタがあれば気まぐれにご紹介しま~す。(やっこ)

     

     

  • 7日は私用があり休みを取って南阿蘇村に行ってきました。
    帰りに久木野にあるたこ焼き屋さんに寄りました。南阿蘇を一望できるロケーション、レトロな小物・置物で異空間を感じさせる店内、たこ焼き以外の変わったメニュー、気さくな店主。平日でも常連さんや観光客が立ち寄るような穏やかなにぎわいのある、これぞ「ほっこり」するようなところでした。

       

      

    焼きたてのたこ焼きも美味!

    店主は県外から移住してきた方で、南阿蘇を気に入ってお店を出したということでした。

     

    たこ焼きの写真、ケースに入ったまま&輪ゴムが付いたままですが・・(素人です)
    たこ焼きも1個サービスしてくれました♪(私が可愛かったからでしょうか)

     

    新刊の写真集『猫島ありのまま』の紹介の流れで、Twitterで〝上天草市・湯島で、空き家を改修して観光拠点になるカフェをつくるプロジェクトが始まりました〟と紹介されていましたが、過疎化が進む町や村では定住・移住を受け入れる取り組みを行っているところも増えているようです。

     

    課題は少なくないですが、自然豊かな地域で自分らしい生活を求める人もいると思うので、こういう仕組みによって少しでも地域が活性化され元気を呼び戻し暮らしやすくなるのは素晴らしいことですね。

     

    熊本には、阿蘇や天草、その他にも良い所・絶景・美味しい食べ物などがたくさんあります。

    2016年に熊本地震に見舞われ甚大な被害が出ました。地震から約2年4カ月。

    熊本はまだまだ復興の道のりの途中ですが、観光で訪れるもよし、ここに移住してもよし、新しい何かを見つけに来てみませんか?

     

    ついでに熊本の本もたくさんあるので読んでみることお勧めします♪(やっこ)

     

    ↓★南阿蘇村移住サイト(店主さんが紹介されています)

    「万福小屋 どんぶらこ」経営 山口さんご夫妻

  • 半分○○

    こんにちは。毎日暑いですね。

    危険な暑さですので、みなさん屋外に出る際は暑さ対策を十分しましょう。

     

    さて、当部での編集の仕事は主に、著者が書いた原稿を整理・出稿して、校正ゲラとして刷り上がってきたものをチェック(校正)・修正指示を行って修正がなくなるまで繰り返すのですが、たまに広告・PR用などで編集者が原稿を書くこともあります。

     

     

    経験年数の少ない私にとっては要点をまとめて分かりやすい文章にするのはまだまだ難しく、限られた文字数にうまくおさめるために頭グルグルさせることもしばしば。自分の好き勝手に文章を綴るのは好きなんですが。

     

     

    数学と違って文章というものは、誤記を除いては「正解」というものがなく感覚的なものでもあり、書く人によって文章や文体が違うことも多いと思います。とはいえ、編集者も極力良い文章を書けたほうがいいので、読みやすく・分かりやすく・伝わりやすい文章を適切な文量で書けるように私も頑張っていきたいと思います。

     

     

    どういう風に頑張るかはまだ模索中・・・(や)

     

  • 水俣病関連本の紹介

    こんにちは。前回の続編です。

    前回は「水俣学ブックレット」シリーズでしたが、今回は、水俣病問題・支援に関わった人の本などを紹介したいと思います。

    在庫が残りわずかという本もあるので、購入希望する方はお早めに!

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    『原田正純追悼集 この道を―水俣から』

    体裁:A5判、488ページ
    定価:本体価格2,800円+税
    編著者:熊本学園大学水俣学研究センター、熊本日日新聞社
    付録:発刊記念DVD
    出版年月日:2012年12月28日

    原田先生が水俣病と出会って50年余。 先生が亡くなってあらためて存在の大きさと眼差しの深さに気付く。

    幼き日の戦争体験をはじめ、日ごろ目に付きにくい雑誌などに書かれた先生の原稿を集めたほか、ゆかりの人たちの追悼、年譜、著作一覧などを収録した。

    <付録>
    発刊記念DVD原田正純先生インタビュー~NHK番組「100年インタビュー」(平成24年6月20日放送)より~映像提供:NHK・NHKエンタープライズ

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    『心とからだに聴く話』

    著者:原田正純
    体裁:四六判、並製本、304ページ
    定価:本体価格1,300円+税
    出版年月日:2014年12月19日

    水俣病研究に大きな足跡を残された故・原田正純氏が地元金融機関の社内報に連載した医学エッセー。ヒ素中毒から不眠、腰痛など医学全般にわたり、一般の方にわかりやすく解説。専門的な話や現代の問題点を交えながらも、原田先生の温かい人柄が文章ににじみ出ています。

    内容の一例として「女性管理職の精神衛生」「ゴルフ場と農薬」「化学工場労働者の病気」「うつむき症候群」「戦争や大規模テロは最大の環境汚染」「自閉症と有機水銀」「宝子」などなど、その他たくさんのテーマについて書かれています。

    役に立つのはもちろん、いろいろと考えさせられたり、あたたかい気持ちになったりするおすすめの本です!

    以下「はじめに」より抜粋

    お読みいただくと分かりますが全編を通じて筆が実にのびやかです。原田先生と言えば笑顔がすぐに思い浮かびますが、メディカルエッセーは、あの笑顔のような文章と言ってもよいのかもしれません。しかし、のびやかな中にも一本の心がしっかり通っているのもまた〝原田流〟です。(中略)医学は科学の領域です。けれど根底には「眼差しの優しさ」とでも呼ぶべき、人への向き合い方が欠かせないものだと思います。しかし現代にあって、この「眼差しの優しさ」を医学に感じる人がどれほどいるでしょうか。それだけに一層、原田先生が歩まれた足跡が今も多くの人の心に残るのだろうと思います。
    (熊本日日新聞社 高峰武)

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    『若槻菊枝 女の一生  新潟、新宿ノアノアから水俣へ』

    著 者  :奥田みのり
    体 裁  :A5判、並製本、328ページ
    定 価  :本体価格1,500円+税
    出版年月日:2017年7月28日

    「苦海浄土基金」から広がった水俣病患者支援の輪――
    新潟の貧しい農家に生まれ、新宿のバー「ノアノア」という店とお客に育てられながら、誰からも親しまれた菊枝ママ。
    あるとき水俣病事件と出合い、水俣病患者とその家族を支援し始める。ノアノアに設置されたカンパ箱には多くの支援者たちの善意と希望が集まった。
    本書は、若槻菊枝の新潟での生い立ちから晩年までの波乱万丈な人生を、彼女に惚れ込んだ著者が5年にわたる取材を行ない丁寧に描いている。

    若槻菊枝さんは、石牟礼道子さんとも交流があり、水俣病訴訟の闘争中には、東京の自宅の一部を書斎として石牟礼さんに貸していたというエピソードもあります。若くして結婚、そして上京、新たに巡り合った恋人、バー「ノアノア」の開店と拡大。文化人との交流の中で水俣病を知り、水俣へ行き支援を決意する―。
    色っぽくて熱い、一人の豪傑な女性の話に引き込まれます。

    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

    ちなみに、この書籍は私が担当しました(途中から引き継いだのですが)。
    表紙デザインも著者がこだわり抜いて、バーミリオンという若槻菊枝さんが好きだった色に限りなく近い色を選定しました。デザイナーさんと一緒に表紙カバー印刷仕上がりを確認しに印刷所に行ったのもいい思い出です。この本を紹介しようとするときりがないので、まずは読んでみてほしいと思います!おすすめです(^^)

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    『報道写真集 水俣病50年』★在庫僅少

      

    水俣病は被害者が切り開いてきた道だった。公式確認から50年-。私たちは何を学びとってきたのだろうか。差別、抑圧、怒り、闘い、そして終わらぬ病苦…。350点の報道写真と証言を収録。


    ★注★これは弊社在庫があと3冊です。注文はお電話でのみ受け付けます。在庫がなくなり次第、注文受付は終了いたします。

    本日日新聞社編集局(編)
    発行:2006年12月
    体裁:AB判、208ページ
    写真点数:350点

    定価:本体価格2,381円+税

    【目次】

    「知らんちゅうことは、罪ぞ」石牟礼道子(作家)
    「水俣病半世紀の歴史を写し取る」原田正純(熊本学園大教授)
    「存在の深層世界に降り立ちて」緒方正人(漁師)
    1章 前史
    2章 公式確認から見舞金契約    1956年~1959年
    3章 空白の8年    1960年~1968年8月
    4章 公式認定から一時訴訟判決・補償協定    1968年9月~1973年7月
    5章 急増する未認定患者     1973年8月~1978年2月
    6章 問われる国、熊本県の責任 政治決着    1987年3月~1995年10月
    7章 もやい直しから最高裁判決    1996年~
    水俣病関連年表
    認定審査などの状況

     

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    おすすめしたい本はまだまだたくさんありますが、ブログやツイッターで随時紹介していきます!
    もちろん、本に限らず、スタッフのつぶやきや日常の諸々など、その他の楽しい話題もアップしていきますね。( ^ω^ )(やっこ)

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