内容紹介

戦争を生き抜いた人々の言葉が胸に迫る――。
戦後70年を前に昨年５月から本紙で連載が始まり、今も続く「伝えたい　私の戦争」。書籍化され好評だった第１集に続く待望の第２集は、前作以降、紙面に掲載された25人の体験談を収めました。このほか、戦争体験者や戦争体験の聞き取りを続ける高校生らを迎え開かれたシンポジウムの模様など三つの特集も収録しています。

シンポジウム「記憶のバトン、未来につなぐ『伝えたい 私の戦争』
2015年は終戦70年。戦争体験者の高齢化が進む中、記憶の継承がますます難しくなっている。
熊本日日新聞社は2014年5月24日、熊本市の熊日本社でシンポジウム「記憶のバトン、未来につなぐ『伝えたい 私の戦争』」を開催。
パネル討論では戦争世代5人がそれぞれの体験を語り、戦争体験の聞き取りを続けている高校生を迎え、記憶を未来にどう引き継ぐかを考えた。
大分県宇佐市の「豊の国宇佐市塾」塾頭、平田崇英さんの「戦争遺跡に学ぶ－宇佐航空隊と向き合って」と題する基調講演もあった。シンポの内容を紹介する。コーディネーターは本田清悟・社会部次長兼論説委員。
（本文p130より。肩書きは当時のもの）

伝えたい私の戦争　第２集◇目次

「伝えたい私の戦争　第１集」はこちら。
「伝えたい私の戦争　第３集」はこちら。
「伝えたい私の戦争　第４集」はこちら。
「伝えたい私の戦争　第５集」はこちら。