熊日釣り情報

熊本日日新聞 釣り欄取材メモ

良型チヌ+ナマコ

鹿児島県出水市・米ノ津港
平成25年3月17日

 熊本地方気象台が桜の開花宣言が出たのは3月16日。平年より7日早くソメイヨシノが咲きました。その翌日は北寄りの風も吹いて、寒い日曜日。どんよりとした冬空の午前9時ごろ、米ノ津港の新埠頭は閑散としていました。赤灯台の堤防や岸壁にいた釣り人は、皆さん乗っ込みチヌ狙い。でも、1人にメイタ級が1匹上がっていただけ。寂しい釣果でした。

 一方、広い岸壁の手前(国道3号寄り)にある「みなと公園」前の岸壁には4人の釣り人。45㎝前後のチヌが複数釣れていました。公園前の岸壁は、一見ここで釣れるの?と思えるような場所。少し奥まっていて、タンクのある対岸までの距離は30mほど。潮通しがいいとも思えません。でも、見ました。10分おきに3匹。それも40㎝級の良型を。釣り人は人吉市や多良木町からきた人たちでした。

 この日、たまたま掛かってきたという“珍客”を2匹見ました。「根掛かりかな」「ビニールでも引っ掛かったかな」と仕掛けを上げてみると、ナマコ。「とりあえずキープ」と、海水を入れたレジ袋にナマコを入れ、クーラーに入れたそうです。(掛)

  • 米ノ津港の公園前岸壁
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