熊日釣り情報

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令和2年10月8日発行 559号

明石の波止で穴釣り(天草市久玉町)

ブラクリでガラカブ

 明石の波止(天草市久玉町)で、ガラカブの釣果が上向いてきた。手軽な穴釣りで数、型ともに期待できる。9月19日、現地で竿を出していた吉﨑雅人さん、琉晟君親子(上益城郡益城町)に声を掛けた。

 明石の波止のガラカブは、おおむね一年を通して狙え、とくに、秋から春は釣れる確率が高い。以前はちょい投げで釣る人が多かったが、最近は手軽な穴釣りで狙う人が増えてきた。

 午前7時、吉﨑さん親子は消波ブロックに釣り座を構えたばかりだった。餌は赤ケブ(国産ゴカイ)を用意し、市販のブラクリ仕掛けに1匹掛けにした。琉晟君がブロックの隙間に仕掛けを入れると、1投目から当たりが出た。リールを素早く巻き17㎝のガラカブが顔を見せると「やったぁー、釣れた」とうれしそう。

 再び仕掛けを入れるとすぐに食ってきた。しかし、やりとりの途中ですっぽ抜け、「あっ外れた」と悔しがる琉晟君。急いで同じ場所を探るが、当たりはなく、雅人さんが「穴を変えてみて」とアドバイス。琉晟君が別のところを攻めると強い魚信がきた。

 琉晟君は、竿をしっかり握り、力強くリールを巻く。だが、ブロックの穴に潜り込まれしまった。雅人さんが竿を持ち、「根に潜ったから、しばらくすると穴から出るかもしれない」。道糸を緩め、5、6秒数えると竿先が震えた。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第559号(令和2年10月8日発行)をご覧ください。

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