熊日釣り情報

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令和3年2月11日発行 567号

樋合漁港のサヨリ(上天草市松島町)

季節の釣りを満喫

 厳寒期とはいえメバルをはじめアジやチヌ、クロなどが釣れている。なかでもサヨリは初春の産卵期を前に一番おいしい時期。県内でも各地の堤防に群れが回遊しており、釣り人を楽しませている。サヨリの有力ポイントである上天草市松島町の樋合漁港新港で1月末、季節の釣りを満喫した。

 サヨリは、北原白秋が「サヨリはうすい サヨリはほそい ぎんのうおサヨリ きらりと ひかれ」と作詞したように細長い体で金属的な色に輝くきれいな魚。三角形の上あごは普通に短いが、下あごは細長く突き出して先端は紅をぬったように赤い。秋から冬にかけて群れで回遊し、漁港の堤防なども簡単に釣れる。

 浅い表層を回遊するサヨリ釣りの仕掛けはシンプル。3・6mほどの軟調の竿に小型リールを付け、道糸は1・5号、ハリスは0・8号、針は狐針8号。飛ばしウキと小さな玉ウキ。まき餌は赤アミ、付け餌は小型の刺しアミを使った。

 樋合漁港の新港は多くの人でにぎわっていた。サヨリだけでなくアジやコノシロ、チヌなど狙う魚もさまざま。堤防の中央付近に釣り座を設けて、まず赤アミをまく。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第567号(令和3年2月11日発行)をご覧ください。

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