熊日釣り情報

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令和2年6月11日発行 551号

網道下池のヘラブナ(八代郡氷川町)

活性に高い夏が面白い

 水温が上がるにつれて動きが活発になるヘラブナ。県内ではポイントが数か所あり、網道下池(氷川町)は夏場が面白いところ。広さもあって、ゆっくり竿を出せるお薦めポイントだ。

 県道338号八代不知火線を走っていると、広い池の端にパラソルが並んでいるのが目につく。パラソルの多さからもヘラブナ釣りの好調さがうかがわれる。

 ここがヘラブナの好釣り場として県内外に知られる網道下池だ。池の西側で竿を出す人が多いが、東側も実は穴場。常連がよく竿を出している。とにかく広い池なので、釣れそうなところを見つけて〝ヘラ椅子〟をセットしてみるといいだろう。

 この時季ははたき(産卵活動)も終わり、ヘラブナの雰囲気も変わる。夏場は水温が高くなり、ヘラブナは活発に餌を求めて中層付近まで浮いてくる。そうするとこれまでの底べったりの釣り方とは違い、棚合わせの難しさも出てくる。

 活発になるのはヘラブナだけでなく、そのほかの小魚も一緒。そのため、寄せるというよりも食わせるといった餌選びが必要だ。とはいえ、ヘラブナの活性の高さが夏場の面白さで、当たりの多さを楽しむファンが並ぶ。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第551号(令和2年6月11日発行)をご覧ください。

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