熊日釣り情報

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令和2年12月24日発行 564号

赤崎港のクロ(天草市有明町)

脂のった本命を数釣り

 水温が下がり、磯のクロの活性が徐々に上がっているが、最近は堤防でも上向いているようだ。12月13日に立ち寄った赤崎港(天草市有明町)では、波止突端の白灯台付近で滝川浩敬さん(八代市)らがクロの数釣りを楽しんでいた。

 天草一帯の堤防で釣れているのは足裏大。掛かった時の引きの強さがクロ釣りの醍醐味だが、この時季は食べておいしいのも人気の理由だ。「寒くなると脂がのってくるからね」と、クロ好きな釣り人たちは足しげく釣り場に通う。

 滝川さんが白灯台付近を選んだ理由は、「潮通しがよく、クロが群れで付いていることが多い」から。しかし、竿を出し始めた午前6時半ごろは流れが激しく、潮上に仕掛けを投げ込んでも1秒で1mも流されるほどだったという。フカセ釣りを諦め、まき餌と同調させやすいカゴ釣りに変更した。タナは約1m、付け餌はオキアミ。まき餌はクロ用集魚剤にオキアミを混ぜた。

 最初に当たってきたのはアジだった。18㎝ほどと食べるのにもちょうどよいサイズ。しばらくアジが連発した。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第564号(令和2年12月24日発行)をご覧ください。

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