11月９日の取材記事は大多尾漁港（天草市新和町）のミズイカを取り上げています（熊日朝刊21日付）。新旧の波止でミズイカやコウイカがヒットしていました。

　一方、同町の中田港西側波止では６人いた釣り人の竿に反応がほとんどありません。皆さん「どうしたつだろか」と首をひねっていました。突端の白標識のところからサビキでアジゴを狙っていた人は、ひなたぼっこの状態。中間付近の内向きでカマスを狙っていた人は反応がなく、「昨日はよく釣れたけど」とぼやいています。その隣でアジゴがサビキに掛かってきました。すぐ魚をはずし、まき餌を詰めて仕掛けを投入。また１匹上がってきます。「ようやくきた」。その女性はうれしそうでしたが、魚信はそこまで。再び音なしに。

　40分ほど皆さんと話しながら様子を見ていましたが、結局だれにも当たりらしい当たりはなく、アジゴ２匹を見ただけでした。（掛）