
本・雑誌のご紹介

甲斐青萍熊本町並画集 江戸・明治・大正・昭和
故郷を知ることは、故郷を愛すること
編著者:伊藤重剛(いとう じゅうこう)
体 裁:AB判、並製本、160ページ
定 価:2,750円(本体2,500円+税10%)
発行日:2017年3月25日
発 行:熊本日日新聞社
ISBN:978-4-87755-555-9
制作・発売:熊日出版
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説明
内容紹介
並外れた記憶力と筆力で熊本の町並みと人々の暮らしを描いた日本画家・甲斐青萍(かいせいひょう)(1882~1974)の絵を画集として1冊にまとめた。本書に掲載された絵のほとんどは記憶を元に何年も前の風景を描いたもの。空撮など無い時代、町並みは建物の形までしっかり描かれており、当時の風景をそのまま切り取ったかのような精密さである。威容を誇る熊本城、藁葺き屋根が残る市街地、田畑がつづく水前寺など、現在の姿からは想像もできないかつての風景が広がっている。町歩きがしたくなる一冊。詳しい解説付き。
著者紹介
熊本大学大学院先端科学研究部(建築系)教授、工学博士。昭和26年熊本県氷川町生まれ。昭和50年熊本大学工学部建築学科卒業。その後、同大学院を修了し、アメリカ・ミズーリ大学、ギリシア・テッサロニキ大学へ留学した。帰国後、熊本大学に赴任。平成18年~27年には熊本大学五高記念館館長を務めた。専門は建築史(特に西洋古代建築)。熊本では明治以後の洋風建築の調査や保存運動に当たってきた。(平成29年3月現在)
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