熊日出版

受託出版の流れ・制作費用

受託出版の流れ

1.出版物について内容を検討します。

 社史や記念誌は、多くの資料類を集めて整理し、検証を行い、素材(原稿、写真、図版、年表など)を準備して制作に取りかかります。ボリュームによっては時間を費やすため、完成までの期間が長くなります(1年~3年)ので、事前に以下の点についてご検討ください。

  • いつ発行するのか
  • どのような趣旨の内容にするのか・コンセプト
    (歴史を振り返るもの、記念を祝うもの、記録・報告書、など)
  • 発行する目的、理由(誰に、何を伝えたいのか)
2.打ち合わせでご要望をうかがいます
 ご希望の本の出来上がりの姿を事前にイメージしておきましょう。
印刷は白黒かカラーか、何部(冊)ぐらい必要か、本の版型(サイズ、ケースの有無)、活字の大きさ、装丁などについて、お伺いします。また制作過程において取材・撮影が必要な場合はライターやカメラマンを手配しますのでご相談ください。小社がこれまでに制作した多数の本の見本をもとにスタッフが丁寧にご相談に応じます。
3.お見積書をつくります
 1と2から、概算のお見積書を作成しご提示いたします。もしご予算のご希望がある場合は、予算に応じた本づくりのご提案をいたします。お見積もりは無料です。お気軽に相談してください。
4.契約とお支払い
 お見積もりをご承諾いただきましたら出版契約を結びます。その際、原則として契約金額の3分の1を着手金として申し受けます。残額は本の完成後にお支払いいただきます。社史や記念誌はボリュームによっては制作に時間を要するため、完成までの期間が長くなります。
5.詳細を決めます
 ご契約をいただきますと、次に詳細について打合せを行い、スケジュールや進め方について決めていきます。
主に構成や原稿作成、制作過程、取材・撮影時期、表紙や本分のデザインなどについてお打ち合わせをいたします。
6.素材を準備・整理・編集して出稿します
 準備した素材(原稿・写真・図版・資料データなど)を整理し、ページ建てとレイアウト、文字組みを決めます。これでいいかどうかを確認していただいた後に、印刷会社に出稿します。
7.校正刷りを出します
 印刷会社に原稿を出稿した後、最初の校正(初校)をお渡しします。入念にご校正ください。お客様に校正していただくほか、当社編集者も校正を行います。
※校正の間に、本の装丁(デザイン)について詳細を決めていきます。ご希望のイメージがあれば編集者にお伝えください。
8.二校、三校、校了の流れ
 初校でご指示いただいた訂正が正しく直っているかどうか確認するために、二度目の校正(再校=二校)をお届けします。
二校が終了した時点で、さらに修正や訂正がありましたら、三度目の校正(最終校=三校)を行います。
基本的にこれで校正は終了(校了)となります。
9.色校正をします
 カラー印刷を行う場合、色味の校正を行います。表紙デザインに関する色校正も行います。
10.印刷、製本を行います
 すべての確認が終わったら、印刷所で印刷と製本を行います。上製本は並製本より少し工期がかかります。
11.完成、納品となります
 校正がすべて終了したら、印刷・製本の工程に移ります。出来上がった本は指定された場所に一括して納品します。

制作費用(目安)

価格表

本の種類 判型 製本タイプ 印刷
部数
原稿
枚数
頁数 概算費用 備考
自費出版 四六判 並製本 300 250 160 約120万円
  • 原稿枚数は400字詰めで計算。
  • 資料だけの場合や、取材・執筆・写真撮影・図版作成を依頼されれば別途加算となります。
  • 取材や写真撮影の量により金額は変わります。
  • 会社案内などの冊子も承ります。
上製本 500 250 200 約150万円
A5判 並製本 300 250 180 約150万円
上製本 500 250 200 約150万円
記念誌・
社史など
B5判 並製本 500 180 約450万円
上製本 500 200 約520万円
A4判 並製本 500 180 約500万円
上製本 500 200 約600万円

製本タイプ

並製本 薄表紙を用いた製本法。中身を綴じてから表紙と接着し、中身と表紙を同時に仕上げ裁ちする。仮製本と称することもある。
上製本 厚表紙を用いた製本法(ハードカバーと表現する場合もある)。中身を綴じてから表紙を付ける。表紙が中身より大きいのが特色。背の作り方により丸背と角背がある。体裁がよく、保存に適するが、並製本より費用がかかる。本製本と称することもある。
送料・手数料無料
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