本・雑誌のご紹介
私のプリンシプル New
熊本県知事、第79代首相を歴任し、芸術家に転身。多彩な才能の裏にあったプリンシプル=信念とは
著 者 :細川護熙(ほそかわ もりひろ)
体 裁 :四六判、上製本、240ページ
出版年月日:2024年12月28日
定 価 :1,870円(本体1,700円+税10%)
I S B N :978-4-87755-667-9 C0010
発 行 :熊本日日新聞社
制作・発売:熊日出版
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説明
内容紹介
「人生にはいろいろな決断がある。そしてそうした歴史の重みこそが、ここぞという時に、人に力を与える」(本文より)。そう語るのは、熊本県知事、第79代首相を歴任し、現在はアーティストとして活躍する細川護熙氏。余生は晴耕雨読の日々を送るはずが、制作依頼がひっきりなしで多忙な日々をすごしています。
本書は、政治から芸術まで、幅広い活動と思索を通じて培った細川氏の人生哲学を綴ったエッセーです。プリンシプルとは原理、原則、主義、信条を指す言葉。自分らしさを見失いそうなとき、時代の変化についていくのに疲れたとき、著者の“自分を貫く生き方”が気持ちを楽にさせてくれるはずです。
これまでの歩みをインタビュー形式で振り返る「あのころ」も収録。新党結成の裏側や首相退陣決断の本音など、さまざまなターニングポイントから、著者らしい生き方を読み解きます。
【目次】
はじめに
1章エッセー 12のプリンシプル
1.祖母なきあと「桜守」に
2.「いま」悔いなく生きる
3.心身の健康保つリズム
4.白洲次郎さんの「原則」
5.いま 俊傑こそ求める時代
6.愛する人からのみ学ぶ
7.無人島に携えていく本
8.やんちゃ坊主時代の素読
9.欲無ければ一切足る
10.「君臣並耕」政治の基本
11.リーダーは旗を揚げ走れ
12.英雄たちの歴史 夢の跡
ルポ 細川護熙という生き方
2章 インタビュー あのころ
1.政治家志望 家から勘当
2.劇的再会から結婚
3.田中元首相に辞職勧める
4.陸士の精鋭 永田さん
5.「行革審」の部会長に
6.日本新党本部に掲げた詩
7.「園田官房長官」幻に
8.さらば細川連立政権
コラム 細川政権と未完の政治改革
9.「野生の王国」で修業
10.ネズミと住んだ青年時代
11.「殿様」と言われた祖父
12.夫婦で手を握り眠る日々
あとがきに代えて
主な参考文献
著者紹介
第79代内閣総理大臣(1993年8月~1994年4月) 第18代細川家当主
1938年生まれ。上智大学法学部卒。新聞記者、参議院議員を経て1983年から熊本県知事を2期務める。
1992年5月、日本新党を旗揚げし代表就任。1993年7月の衆院選で初当選、
翌8月に8党派連立内閣の首相に就任。
1998年、60歳を機に政界を引退。神奈川県湯河原町の「不東庵」と東京を行き来し、
焼き物、書、漆芸、ふすま絵など多彩な芸術活動に取り組む。
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