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僧侶が起つ ―八代 郡築小作争議を主導した男・田辺義道―〈熊日新書〉
八代・郡築干拓を舞台に繰り広げられた農民闘争の全容
著 者 :荒牧 邦三
体 裁 :新書判、並製本、192ページ
出版年月日:2024年3月9日
定 価 :1,210円(本体1,100円+税10%)
I S B N :978-4-87755-656-3 C0021
発 行 :熊本日日新聞社
制作・発売:熊日出版
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説明
内容紹介
今から約100年前、熊本県八代地方に誕生した郡築干拓。干拓とは名ばかりの干潟同然、先人の大変な苦労の末に開かれたこの地には、厳しい闘いの歴史が刻まれている。大正末期から昭和初期にかけては、地主と入植者の小作争議が勃発。稲の差し押さえ、法廷闘争など争いは労働界、農民組合、水平社団体まで巻き込み、日本の農業史に残る小作争議に発展した。本書は地元の僧侶・田辺義道氏を中心に、郡築小作争議の全容を描く。
著者紹介
元熊本日日新聞記者。社会部長、論説委員、常務取締役、㈱熊日会館社長を歴任。
著書に『白川千人の石合戦―大干ばつが招いた水争い』、『県会議員拉致事件―昭和 熊本の仰天政争』『ルポ・くまもとの被差別部落』、『新九州人国記』(すべて熊本日日新聞社)ほか。
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