内容紹介

熊日夕刊に計２００回にわたり掲載された医療Ｑ＆Ａ「ことばの点滴」が本になりました。主に熊本県内の経験豊富な専門医らを取材し、病気の治療や予防法などを紹介します。書籍化にあたって最新の情報を基に再構成し、役立つ情報やコラムも新たに盛り込みました。
今回発売の上巻には「女性」「がん治療・血液疾患」「消化器・肝臓」など８分野・84テーマを収録。下巻は「子ども」「高齢者」「新型コロナウイルス」などを取り上げ、年内発売予定です。
インターネットの進化で、医療情報がいつでも誰でも手軽に得られる時代になりました。その中から正しい情報を選び取り、理解して活用する「ヘルスリテラシー」は今後ますます重要になってきます。また、ふだんの受診でも「お任せの医療」ばかりでなく、患者・家族が主体的に学ぶことを意識していきたいですね。

ことばの点滴（上）◇◇目次

著者紹介

熊本日日新聞社編集委員兼論説委員

1962年、熊本県御船町七滝生まれ。熊本高校、九州大学教育学部卒。1985年、熊日入社。文化生活部長、編集総務、読者・新聞学習センター長を経て、2022年3 月から現職。文化生活部には通算16 年在籍し、主に医療分野を担当。くまもと禁煙推進フォーラム会員、熊本県文化懇話会会員。共著書に「検証：新型インフルエンザ2009」（成文堂）。趣味はギター。至福の時は愛猫とのまどろみ。