本・雑誌のご紹介
熊本城の被災修復と細川忠利 ―近世初期の居城普請・公儀普請・地方普請―
江戸時代、どこの城の石垣も崩れていた!
著 者 :後藤 典子
体 裁 :新書判、並製本、232ページ
出版年月日:2017年12月26日(発売)
定 価 :1,100円(本体1,000円+税10%)
I S B N :978-4-87755-568-9 C0221
発 行 :熊本日日新聞社
制作・発売:熊日出版
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説明
内容紹介
加藤家の後を受け、熊本城の被災に立ち向かう明君・忠利。
城の修復と国の支配に打ち込んだ激動・驚愕の9年間を描く。
「城が見苦しいのはどこも一緒だ」と言い、「似相(にあい)の粗相な屋敷でいい」と言っていたけれども、そういった身の慎みを心掛け、領民の疲弊にならないように、国の疲弊にならないように配慮しながら、できる範囲で精いっぱいの居城普請・作事に努めたのが、細川忠利をはじめとする近世初期の国持大名だったのである。(本文より)
【目次】
第一章 細川忠利入国直後の熊本城と領国の状態
第二章 熊本城普請の開始と公儀普請―寛永十一年
第三章 寛永十二年武家諸法度・領国支配と熊本城普請
第四章 天草・島原一揆後の熊本城普請と領国支配―寛永十五年
第五章 熊本城普請の進展―寛永十六・十七年
第六章 大名にとっての居城普請と公儀普請
第七章 地震屋について
著者紹介
1956年、宮崎県生まれ。
1979年、熊本大学法文学部卒業。
2009年から熊本大学文学部附属永青文庫研究センター技術補佐員。
現在、熊本大学永青文庫研究センター特別研究員。
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