熊日出版

歴史のお勉強 in 山口

10月に入った最初の週末、山口に行ってまいりました。

メインの目的のことはひとまず置いといて、維新の揺籃、山口で歴史のお勉強をしてきました。

 

まず訪れたのは海峡の町、下関。

下関戦争の口火を切った壇ノ浦砲台跡や日清戦争の講和会議が開かれた日清講和記念館、壇ノ浦の戦いで幼い命を落とした安徳天皇を祀る赤間神宮をお参りしました。

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ところで、赤間神宮から目の前の海方面にトコトコ歩きながら気づいたことがあります。それは…

潮の流れがめっちゃ速い!!

壇ノ浦の戦いで源平の運命を決めた潮ってこれなのね、と驚くことしきりで、思わず動画まで撮ってしまいました。

 

幕末のヒーロー、高杉晋作ゆかりの地もたくさん訪れましたよ。

まずは挙兵の地、功山寺へ。仏殿は最古の禅寺様式で国宝に指定されています。

総門から山門にかけての所々しっとり苔むした参道を通り境内へ。

そこでひときわ目を引いたのは高杉晋作の騎馬像。

27年の生涯を熱く駆け抜けた姿そのままの凛々しさで、幕末好きにはおすすめのスポットです。

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墓所がある東行庵にも足を運びました。

この東行庵には様々な顕彰碑があり、中でも高杉晋作の人となりを表す「動如雷電發如風雨(動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し)」が刻まれた碑は一見の価値ありです。

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そして、山口といえば毛利家。

サッカーJ1・サンフレッチェ広島のチーム名の由来ともなった「三本の矢」の逸話を生んだ毛利元就は、特に有名ですね。

山口県内には毛利家の史跡が数多くあるので、その中からピックアップして歴代の藩主が眠る大照院と東行寺、萩城跡を訪れました。

 

もちろん松下村塾にも行きましたよ。中学校の修学旅行以来、うん十年ぶり。

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駆け足で山口の旅を振り返ってみましたが、この旅行のメインはというと…

サッカーJ2リーグ「ロアッソ熊本」対「レノファ山口」戦への参戦!!

J2屈指の強力フォワードを擁する山口との対戦だっただけに、かなり気合を入れまくりました。

予想どおり押し込まれる時間が多かったものの、終わってみれば2-0でロアッソの勝利。勝利を渇望していただけに、喜びもひとしおでした。

テンションを張りすぎて、試合中の写真をまったく撮っていないことに気づき、急ぎ撮ったのが下の写真。

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「カモンロッソ」のためアウェイスタンドに向かう赤馬戦士とmyタオマフ

 

実は(くっしー)、ロアッソ熊本が好きすぎて、年間のプライベートスケジュールはロアッソの試合日程を軸に組み立てています。

そして、アウェイゲームで訪れた先々では必ず素敵な記憶が刻まれるんです。

今回も試合終了後にシャトルバスで下関駅に向かったのですが、バスを下りる時、山口サポーターが「気を付けてお帰りくださいね」と優しい声をかけてくださいました。

こんな時、サッカーファミリーの絆を感じて、なんとも心が温かくなるんだなぁ。

 

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり

 

私にとって「おもしろきこと」はいろいろあるけれど、その一つはロアッソが勝ったり負けたり一喜一憂して日々過ごすこと、かな。 (くっしー)

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