
本・雑誌のご紹介

アカシアの花の下で-わが青春の撫順 New
戦時中、希望に燃えて満州へ旅立った少女の波乱万丈な戦争体験記
著 者:歌岡ツユ子
発 行 者:奥村宏子
体 裁:A5判、並製本、88ページ
出版年月日:2019年9月26日
定 価:本体価格800円+税
I S B N:978-4-908313-54-7 C0078
制作・発売:熊日出版
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説明
内容紹介
戦時中、看護婦になるために満州へ渡った私(著者)の看護婦養成所時代の青春と親友の死、敗戦から引き揚げ後の生活など、波乱万丈な人生を綴った体験記。髪の毛を切り落として男装、青酸カリの所持など、敗戦後の日本人の悲惨な世相を詳細に描く。
同郷で一緒に渡満した親友が法定伝染病に罹患、本土にいる両親に会えないまま亡くなり、敗戦後の混乱で多くの人が死んでいく中、自身も法定伝染病に罹患しながらも、生き抜いた著者。その実体験から戦争の悲惨さ、平和の尊さを改めて考えさせられる一冊。
【目次】
一、希望に燃えて
二、看護婦養成所
三、実務実習
四、看護婦として勤務
五、親友清子さんの死
六、敗戦となって
七、ソ連軍の進駐
八、敗戦後の撫順医院
九、待ちに待った引き揚げが始まる
十、助産婦として
十一、喜びの帰国
十二、上陸・一路故郷に
十三、再び医療の道に
十四、百八十度の転換
十五、満鉄撫順医院会
父母のこと
あとがき
著者紹介
1928(昭和3)年生まれ。国民学校を卒業後、満州へ渡り、そこで終戦を迎える。引き揚げ後は結婚し、夫とともに食堂を経営。現在は引退し、快適な老後を送る。
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