熊日釣り情報

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令和3年4月8日発行 571号

ウソ島のチヌ 海面を見て底を知る(上天草市松島町)

狙いどころを把握

 3月27日、全国のチヌファンがあこがれる名手・木村公治さんが来熊し、山本釣具センター本店で、「木村流チヌ攻略」と題するトークショーが行われた。同日の午前中には上天草市松島町で実釣会があり、終日密着して、そのテクニックを学んだ。

 広島県在住の木村さんはダイワ銀狼カップV2を達成した実力者で、これまで日本各地でチヌに挑戦してきた。天草もお気に入りの海の一つだそうで、過去にも釣行したことがある。

「松島や樋島周辺で竿を出したことがありますが、天草は島々に囲まれてとても景色がいいところですね。島々のおかげで複雑な流れが起き、チヌの攻略は難しいが、ここでチヌを釣っていたら絶対に上手くなる」と話した。

 午前6時、合津港に参加者数人が集合し、早速、実践の勉強会。まず、まき餌作り。「しっかり作らないと1日の釣りが台無しになる」と、時間をかけてかなり入念にまき餌を混ぜていた。付け餌はオキアミ生や、オキアミを自身で味付けしたもの。また、ダンゴやコーンなどいろいろと用意した。

 乗礁したのはウソ島(松島町)。初めての釣り座ではまず地形を見ること、そして潮を見ると攻めどころが見えてくる。風も海面も穏やかで、竿5~6本先に海面が鏡状になっているところがあった。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第571号(令和3年4月8日発行)をご覧ください。

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