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令和元年12月12日発行 539号

阿村港にコノシロ(上天草市松島町)

夢でない〝1人3桁〟

 例年、冬に入ると阿村港(上天草市松島町)にコノシロが接岸する。今年も例外なく新波止で数釣れており、多くの釣り人でにぎわっている。11月22日に様子を見に立ち寄ったときも次々と竿が曲がり、歓声が上がっていた。

 阿村港にコノシロが接岸し始めたのは11月中旬。待ちに待ったコノシロファンが連日のように押しかけ、1人3桁釣果を上げる人もいるようだ。

 午後1時前にのぞいたときも、波止に15人ほどが並び、活気あふれる釣り場となっていた。早朝から入れ代わり立ち代わりで竿を出し、満足した人から順に帰っていくという。

 そんな中、地元の高戸至二さんのスカリにも20~23㎝のコノシロが10匹ほど元気に泳いでいた。

 「海面が真っ黒になるくらい群れが大きい」と高戸さん。釣り始めたのは午後0時半とゆっくりとしたスタートだった。「潮などのタイミングも関係なく釣れているから、みんなが一段落した昼ごろから来てちょうどいい」と笑う。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第539号(令和元年12月12日発行)をご覧ください。

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