熊日釣り情報

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令和5年3月23日発行 618号

台風の影響少なく期待大

緑川本流のヤマメ実釣

 ヤマメ釣りが解禁を迎えた。昨年9月の台風14号で様子が変わった緑川上流での状況が懸念されるが、物心ついたころから緑川でヤマメを釣ってきた緑川漁協の田中保宏さん(山都町)に3月8日に同行し、実際に竿を出してみた。小型が多いものの、台風の影響があまりないようなヤマメの様子に一安心した。

 「年明けはいつも以上に雪が降った。その雪解け水によって水温は低くなっているが、雪が多かったおかげで水量も多く、ヤマメが居着く好条件になっている。ヤマメは元気に泳いでいるし、良型が釣れたとの報告も早速、飛び込んできている」と田中さん。本流にはうっすらと濁りが残る場所もあったが、それでもヤマメは活発に餌を求めている様子だった。

流れの変化を狙う

 田中さんは餌のカゲロウの幼虫を前日に緑川で数多く確保していた。「市販でも餌は買えるが、普段からヤマメが食っている現地のものが最も反応がいい」。経験をもとにこう語る。カゲロウを針に2、3匹掛け、しっかりとした流れの中を流し釣りで狙っていく。岩などのストラクチャーで流れが緩むところに来ると、田中さんは「流れに変化があるところにヤマメは潜んでいる。流しながら目の前を通してやると餌に飛びついてくるのが見える」と、狙い方を教えてくれた。

(詳しくは釣りタイム本誌にて)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第618号(令和5年3月23日発行)をご覧ください。

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