熊日釣り情報

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平成30年11月8日発行 513号

大江のクロ(天草市天草町)

餌取りかわして良型

 天草市天草町の大江の磯では、クロがシーズンを迎えた。まだ海水温が高くて餌取りが多いが、これらをうまくかわせば、良型が望める。10月20日、序盤の状況を確認しようと現地を訪ねた。

 大江のクロは例年11月ごろからフカセ釣りで30~40㎝の数が狙える。現地の磯へ案内する英光丸の荒川武司船頭は「今年は海水温が高く、場所によるむらが激しい。今は沖磯の大ケ瀬や小ケ瀬よりも、地寄りがいい」と話す。

 午前5時すぎに大江漁港を出港。藤本富男さん(大津町)とハジキ瀬に渡った。まき餌はオキアミに山本釣具センターのクロマキエを混ぜ、付け餌にはオキアミの生とボイルを用意した。海上は風とうねりが多少あったが、磯際にさらしができる好条件だった。

 藤本さんは空が白み始めると、2ヒロの棚から探りを入れた。さらしの先に浮かぶウキを見つめていると、1投目から勢いよく沈んだ。「掛かった!」。やり取りの末に姿を見せたのは45㎝ほどのチヌ。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第513号(平成30年11月8日発行)をご覧ください。

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