熊日釣り情報

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平成30年2月22日発行 496号

小島鼻のマダイ  (津奈木町)

大型マダイ回遊す

 厳冬期に入り、いてつく寒さに耐えながらの釣りもつらい。そんな2月2日、津奈木町の小島鼻の近くで、マダイの驚くような釣果を上げている釣り人を見かけた。

 同町の合串漁港から平国漁港へと抜ける小島鼻。護岸で竿を握る男性のストリンガーに掛けられて泳ぐ大きな魚が見えたので声を掛けた。

 釣りをしていた赤崎伸雄さん(鹿児島県大口市)によると、午前8時に釣り場に着いたときには先客はおらず、早速フカセ釣りの用意を始めた。「ここは1人しか竿を出せないから誰かいたら無理して竿を出さない」と言う。付け餌はオキアミ生とダンゴ、まき餌はチヌ用とマダイ用の配合餌にオキアミ生を混ぜた。

 「狙いはマダイ。目の前に養殖棚があり、ワンド(湾)になっているので養殖餌のおこぼれもたまりやすく、一年を通してマダイやチヌが釣れる」。特にマダイは季節に関係なく回遊してくるそうだが、冬場が餌取りが少なく釣りやすい。「1カ所にまき餌を集中せず、回遊してきたマダイにしっかりとアピールするように広範囲にまく」のがコツらしい。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第496号(平成30年2月22日発行)をご覧ください。

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