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令和2年8月13日発行 555号

後浜新漁港のミズイカ(天草市牛深町)

フォール中に当たり

 夏から秋のミズイカは、新子と呼ばれる小型と、回遊性の良型が入り混じる。とくに後浜新漁港(天草市牛深町)はその傾向が強く、多くの釣り人が訪れる。7月23日、現地の様子を探った。

 後浜新漁港のミズイカはエギングで狙う人が多く、夏から秋は数が出やすい。型は100~200gのリリースサイズから、500g前後の良型と幅広く、まれにキロ級が交じる。

 この日は午前9時18分が満潮(牛深港)。9時前に現地に行くと、岸壁の中間にある桟橋近くで、地元の男性が400gほどのミズイカを1杯上げていた。

 3・5号のパープル系のエギを使い、「ここは上げ潮がよく、今日はフォール中にのってくる。新子も4、5杯釣れたが、リリースした」と話す。

 しゃくりとフォールの間隔は短く、中層を攻め続ける男性。間もなく道糸がピンと張り、リールをゆっくり巻くと100gほどのミズイカが浮上。「小型の中からキープサイズを拾うのが面白い」と手返しを急ぐ。

 一方、東側の岸壁では池田圭さん(熊本市南区)と原田麻衣子さん(同中央区)が竿を出していた。ちょうど原田さんが600g前後のミズイカを上げたばかりで、「フォール中にのってきた」とほほ笑む。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第555号(令和2年8月13日発行)をご覧ください。

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