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令和元年7月11日発行 529号

御船川のアユ(御船町)

深みを探りつつ移動

 上益城郡御船町を流れる御船川のアユもそろそろ最盛期を迎えるころ。しかし、今年は例年よりも数が少なく、釣果を上げるにはコツが必要だ。6月25日、現地で釣りを楽しむ竹本義則さん(菊池郡菊陽町)に釣り方を聞いた。

 御船川のアユは例年6~9月初旬までが釣季。ほかの釣り場に比べると川幅が狭く、ポイントは少なめだ。しかし、上流にダムがないので、雨による増水の影響は少なく、竿を出せる日が多い。

 午前11時前、まずは実績の高い上迎地区に行った。普段よりも水が少ないためか、釣り人の姿は見えない。川をさかのぼるように中辺田見、辺田見地区と回ったが、いずれも閑散としている。横野地区まで足を延ばすと、横野橋付近でようやく友釣りをする竹本さんに出会えた。

 竹本さんは、おとり(アユ)を自然に近い状態で泳がせ、石の周りなどを攻めていた。引き船(専用のイケス)には釣り上げたアユ16~20㎝が4匹入っており、「1時間ほど前に竿を出した。今日は水が少ないので、少しでも水深がある場所を探っている」と、立ち位置を変えながら当たりを待つ。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第529号(令和元年7月11日発行)をご覧ください。

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