熊日釣り情報

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令和2年7月9日発行 553号

緑川河口で宙釣り(宇土市走潟町)

チヌ、ハクラ活発

 緑川河口の左岸(宇土市走潟町)で、チヌやハクラの釣果が上向いてきた。とくに、浜戸川との合流付近がよく、連日のように良型が出ているようだ。6月16日、現地で竿を出す地元の西田清二さんに声を掛けた。

 成西田さんによると、浜戸川との合流点は護岸工事のため竿が出せなかった。しかし、今年の夏前に工事が終わり、ようやく釣りができるようになった。「チヌやハクラは40~50㎝あり、時折80㎝前後のスズキも掛かる」と言う。

 仕掛けは5mほどの磯竿に中型のスピニングリールをセットし、10号前後のオモリをサルカンで留める。これに40~50㎝のハリスを結び、針をつけただけのシンプルなもの。餌はシラエビ。竿の長さ分だけ先に放り投げ、そのまま置き竿にすると、ちょうど底すれすれの宙釣りになるという。「あとは、じっと当たりを待つ」そうだ。

 その直後だった。穂先をギュンと押さえ込む当たりに、間髪を入れずに合わせる西田さん。竿を持つと、魚はグイグイと沖に引き込み、ドラグが鳴る。やりとりの末に慎重に寄せるとチヌが姿を見せた。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第553号(令和2年7月9日発行)をご覧ください。

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