熊日釣り情報

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令和2年11月12日発行 561号

郡築の護岸のハゼ(八代市)

簡単に旬の釣りを楽しむ

 ハゼ釣りシーズン真っ盛り。浅場で簡単に釣れ、初心者でも数を上げることができる。10月24日午後4時、八代市の郡築の護岸では、地元の長壁あいりさんがハゼ釣りを楽しんでいた。

 ハゼ釣りは秋の風物詩として古くから親しまれている。スタイリッシュな魚体と、くりっとした目がかわいらしく、小物釣りの定番だ。潟底質の海に多く生息している魚で八代一帯にも多く、この時季には護岸から狙う釣り人の姿をよく見かける。

 長壁さんが釣り場に選んだのはグランド前の樋門。「どこでも釣れるそうなんですけど、ここが特にサイズがいいと聞いたので」。事前の情報収集はばっちりのようだ。過去に数度竿を握ったことはあるそうだがハゼ釣りは初めてで、「簡単と聞いて挑戦してみようと思いました」とやる気満々。

 エギングロッドを用いた簡単な仕掛けで、丸オモリ3号をサルカンで止めただけ。ハリスは約20㎝と短めに、餌の青虫は針から少し出るくらいでカットする。

 まずは樋門から足元を探る。水深は満潮時で3mほどと浅く、仕掛けを落とすとすぐに底に着く。ゆっくりと底をトントンと叩くように誘うと早速、当たりがきた。「もう釣れた」と大はしゃぎの長壁さん。18㎝と一帯のアベレージサイズで、「もっと大きいと思った引きでした」とニッコリ。(…続く)

※仕掛け図、地図など 詳細は「熊日釣りタイム」第561号(令和2年11月12日発行)をご覧ください。

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